「大門素麺」づくり体験と郷土料理ランチ

散居村の大門(おおかど)集落でつくられている『大門素麺』。一般市場に出回る数の少なさから、幻の素麺とも言われています。

そのルーツは能登地方で作られていた加賀前田藩の御用達麺と言われ、江戸時代から作り続けられている大門素麺は、農閑期で、四季の中でも素麺生産に適した、初冬から晩春に寒仕込みで作られます。庄川の清流でこね、冬の寒さと山から吹き降ろす寒風にさらして乾燥させる、富山の自然と人の手わざで作られた手延べ素麺です。その製法から生まれるコシの強さと喉越しの良さが特徴です。最盛期(昭和初期)には60軒以上の農家で作られていた大門素麺ですが、今では数件にまで減っています。

その生産者さんの工房にうかがって、手延べ作業を見学。素麺を「まるまげ」という大門素麺ならではの特徴的なかたちに巻く作業を体験、ご自身で巻いたものをお持ち帰りいただきます。この「まるまげ」作業、実はとっても難しいのです… 素麺は通常、完全に乾燥させますが、お持ち帰りいただくものは半生。体験した方だけが食べられる、特別な食感をお楽しみください。

工房までは散居村を歩きながらご案内します。アズマダチを改装した「農家レストラン大門」での郷土料理ランチもついた半日のプログラムです。

参加人数2〜6名
所要時間3時間
参加費7,700円/人(昼食・大門素麺一袋・ガイド付き)
催行期間11月〜3月
申込み締切 5日前まで 
*ただし、生産者(農家)さんのご都合により実施できない場合がございます。予約時にご確認下さい。
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